2009年10月28日

携帯電話に夢中

利便性を増大させている科学技術


電車に乗ると、携帯電話の画面を覗き込んでいる人が目に留まる。


この光景はもはや当たり前になり、携帯電話と現代人は密接な関係で結ばれている。


この当たり前を分析することで、私達の現在の有様が見えてくるのではないでしょうか?


携帯電話は電話だけでなく、メール、カメラ、テレビ、交通機関のチケット、電子マネーの機能まで備えている。


携帯電話は社会に利便性をもたらしたが、その一つは「持っていると便利」だったものが、「持っていないと不安になる」へと、私たちの心理を変容させたことです。


このことは、携帯の開発を可能にした科学技術が私たちの日常生活や心理状態に影響を与えていることを物語っています。


それはどういうふうに現れるのか....「コミュニケーション空間」という観点から具体的に考えてみると


人間にとってコミュニケーションの基本は「対面して言葉を交わすこと」です。


ここでは心情などが相互に表情に表れるなど、対話する者同士が共有するいわば「対話空間」が存在しています。


これまで文字を介してのコミュニケーションとして中心的であったのは、「手紙」でした。


手紙では自分と相手のいる空間が異なっているため、相手の表情を実際に見ることが出来ません。


しかし、文字や文体、あるいは使用した便箋などから、書いた人の心情を比較的に読み取りやすい。


携帯のメールの場合は....今、打った文字列が相手に瞬時に伝わり、また返信もリアルタイムで受け取ることができます。


しかし、手紙と違って、文字はコ−ドによるもので、そこには送信した人の心情を帯びることはなく、一律の文字列が並んでいるだけです。
posted by venus at 14:05| 携帯電話に夢中 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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